請求書とは?
請求書とは、工事やサービスの提供が完了した後に、取引先へ代金の支払いを依頼するための書類です。
内装業では、クロス工事や床工事、リフォーム工事などの完了後に請求書を発行するのが一般的です。
請求書に決まった様式はありませんが、必要事項が記載されていないと支払いの遅れやトラブルにつながることがあります。
また、インボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応する場合は、通常の請求書よりも記載すべき内容が増えます。
請求書に記載する基本項目
請求書には、次の項目を記載しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 請求書番号 | 管理しやすい番号を付ける |
| 発行日 | 請求書を作成した日 |
| 請求先 | 会社名・担当者名 |
| 発行者 | 自社名・住所・電話番号など |
| 工事内容 | 施工内容を具体的に記載 |
| 工事期間(任意) | 必要に応じて記載 |
| 請求金額 | 税抜・消費税・税込金額 |
| 支払期限 | 入金期限 |
| 振込先 | 銀行名・支店名・口座番号 |
| 登録番号 | インボイス登録事業者の場合 |
建設業の請求書記入例
うちの会社は建設業の中でも内装業なので、下の例は内装業者向けの感じになります。工事内容をできるだけ具体的に記載すると取引先にも分かりやすくなります。
記入例
| 品名 | 数量 | 単価 | 金額 |
|---|---|---|---|
| クロス張替工事(量産品) | 一式 | 120,000円 | 120,000円 |
| ソフト巾木施工 | 一式 | 18,000円 | 18,000円 |
| 廃材処分費 | 一式 | 8,000円 | 8,000円 |
| 駐車場代 | 実費 | 2,000円 | 2,000円 |
小計 148,000円
消費税 14,800円
合計 162,800円
「内装工事一式」とだけ書くよりも、作業内容を具体的に記載した方が後々の確認もしやすくなります。ちなみにここでは面倒なので、一式にしてしまいましたが、普段は㎡×単価で記載しています。
うちの会社の場合はかなり細かく書くようにしています。お客様も安心だと思うので。
インボイス制度で追加する項目
インボイス登録事業者は、通常の請求書に加えて次の内容を記載する必要があります。
- 適格請求書発行事業者登録番号
- 税率ごとの税込・税抜金額
- 税率ごとの消費税額
例えば、
- 10%対象 148,000円
- 消費税 14,800円
のように税率ごとに区分して記載します。
請求書を作成するときのポイント
工事項目はできるだけ具体的に書く
「工事代」だけでは内容が分かりません。
「クロス張替工事」「フロアタイル施工」「ダイノックシート施工」など、具体的な内容を記載するとトラブル防止につながります。
支払期限を明記する
請求書には、
「〇年〇月〇日まで」
など、入金期限を記載しておきましょう。
振込手数料の負担も記載する(相手方に負担をお願いする場合)
例えば、
振込手数料は貴社にてご負担ください。
と記載しておくと認識違いを防げます。
発行日と請求日を統一する
月末締め・翌月末払いなど、取引先ごとのルールに合わせて発行日を記載しましょう。
無料テンプレート
請求書はExcelやWordでも作成できます。
一度テンプレートを作成しておけば、
- 工事名
- 金額
- 工事日
- 請求先
を入力するだけで毎回簡単に請求書を作成できます。私もクラウドサービスを使い始めるまでは自分でエクセルでテンプレートを作り使っていました。
今回はそれをインボイスに対応した形に修正したものを無料配布していますので、ぜひご活用ください
見た目はこんな感じです↓↓

書き方例として、〇〇や▲▲などで記載されている部分(会社名やインボイスの登録番号など)はご自身の会社名・屋号・住所など入れてご自由にお使いください。
住所や電話番号欄のあたりに角印を押すとよいと思います。角印もデータにして住所などを透かして本当に印鑑を押しているようにすることもできます。
そのやり方は長くなるのでまた別の記事で説明したいと思います。
まとめ
請求書は、代金を請求するための大切な書類です。
特に内装業では、工事内容を具体的に記載し、請求金額や支払期限、振込先などの必要事項を漏れなく記載することが重要です。
また、インボイス登録事業者は登録番号や税率ごとの金額など、追加の記載事項も忘れないようにしましょう。
一度テンプレートを作成しておけば、毎回効率よく請求書を作成できます。自社に合った様式を用意し、正確な請求業務を心がけましょう。
見積書のテンプレートは↓の記事からダウンロードできます。


