外注費と仕入れで迷う人は多い
経理処理をしていると、「これって外注費?それとも仕入れ?」と迷う場面はよくあります。
今回は、私が実際に迷った例
建具製作をある会社に依頼して作成をしてもらった。作ってもらった建具を自社の職人が取付作業を行った というケースをのちに具体例として、わかりやすく解説したいと思います。
結論:モノか作業かで判断する
シンプルに言うと判断基準はこれです。
- 仕入れ → モノを買っている
- 外注費 → 作業や役務を依頼している
この違いを押さえるだけで、ほとんど迷わなくなります。
【具体例】建具制作を依頼した場合
先ほど冒頭で書いたように、私がどっち??とかなり迷ったケースです。
👉 建具の制作を業者に依頼
👉 完成した建具を納品してもらう
👉 施工は自社で行う
この場合の考え方はこうです。
→ 仕入れで処理するのが基本
理由はシンプルで、「完成したモノを受け取っている」からです。
建具の制作を丸々外部に注文しているんだから外注なんじゃないの??って思っちゃいますよね。私は思っちゃいました。
作業を依頼しているというより、
👉 完成品を購入している扱いになるという事ですね。
外注費になるケースとの違い
では外注費になるのはどんな場合か。
例えば👇
- 施工そのものを丸ごと依頼
- 取り付け作業だけ外部に依頼
- 現場作業を人に任せる
この場合は「作業の提供」なので、
👉 外注費になります
判断が迷うグレーケース
現場ではこんなパターンもあります。
材料+加工+取付を一括で依頼
→ 基本は外注費でOK
理由:作業の要素が強いからです
材料だけ支給して加工依頼
→ 外注費
👉 モノは自分のもの、作業だけ依頼している
完成品だけ購入(今回の建具ケース)
→ 仕入れ
👉 完成した商品を買っている
仕訳の具体例
建具を仕入れた場合*現金でやり取りした場合です。あまりないと思いますが。
(借方)仕入 100,000円
(貸方)現金 100,000円
施工を外注した場合
(借方)外注費 100,000円
(貸方)現金 100,000円
間違えるとどうなる?
正直に言うと、多少違ってもすぐ問題になることは少ないです。
ただし👇
- 原価管理がズレる
- 利益が正しく見えない
- 税務調査で説明しづらい、または突っ込まれる
といったデメリットがあります。
実際このケースではありませんが、仕分けの分類が微妙で、税務調査に来た方に、税額が変わるわけじゃないからいいっちゃいいけど、こっちで仕分けしてね、次年度からでいいから。って言われたことがありましたw
まとめ
外注費と仕入れの違いは難しそうに見えて、実はシンプルです。
- モノなら仕入れ
- 作業なら外注費
- グレーは内容で判断
この考え方を押さえておけば、実務で迷うことはかなり減ります。


