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「会社を作るなら印鑑って何種類必要なの?」
会社を設立すると、「法人用の印鑑は何個作ればいいの?」「全部そろえないとダメ?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
印鑑セットを見ると4本や5本セットになっていることも多く、「全部必要なのかな…」と迷ってしまいますよね。
結論からいうと、会社設立時に必ず必要なのはそれほど多くありません。ただ、前に書いた個人事業主として開業するときの印鑑とは違い、個人の印鑑を使うわけにはいかない事が多いので、法人設立の場合は必ずいくつか印鑑は作る必要があります。
今回は、法人を設立するときに準備しておきたい印鑑と、それぞれの役割についてわかりやすくご紹介します。
最初に用意したい印鑑は3種類
会社設立時に用意しておきたい印鑑は、次の3種類です。
- 代表者印(会社実印)←個人の実印ではなく、会社の実印が必要です
- 銀行印
- 角印
さらに、日々の業務を効率化したい場合はゴム印も作っておくと便利です。
代表者印(会社実印)
代表者印は、会社を設立するときに法務局へ印鑑届を提出して登録する印鑑です。
会社にとって最も重要な印鑑で、次のような場面で使用します。
- 法人設立の手続き
- 法務局への届出
- 不動産契約
- 融資の契約
- 重要な契約書
会社の「実印」にあたるものなので、普段は持ち歩かず、大切に保管しましょう。
銀行印
銀行印は、法人名義の銀行口座を開設するときや、銀行での各種手続きに使用します。
代表者印を銀行印として兼用することもできますが、万が一紛失した場合のリスクを考えると、別々に管理するのがおすすめです。
特に建設業では高額な入出金が発生することも多いため、銀行印を分けておくことで安心して管理できます。
角印
角印は四角い形をした会社の印鑑です。
法律上、必ず必要というわけではありませんが、
- 請求書
- 見積書
- 納品書
- 領収書
- 発注書
などに押印することで、正式な会社書類としての印象を与えられます。
最近では電子化が進み、押印を求められないケースも増えていますが、建設業では今でも使用する場面が少なくありません。電子化した書類に印鑑データをテンプレに貼り付けて使用するという使い方も多く見られます。(うちの会社もそうしています。)
そのため、設立時に作っておく会社が多い印鑑です。正直、普段使う頻度が一番高いのは次に出てくるゴム印とこれです。
ゴム印もあると便利
会社を設立したら、ゴム印も一緒に作っておくと日々の事務作業がぐっと楽になります。
例えば、
- 会社名
- 代表者名
- 所在地
- 電話番号
- メールアドレス
- 法人番号やインボイス登録番号
などをまとめたゴム印があると、書類を書くたびに何度も手書きする必要がありません。
建設業では請求書や見積書を作成する機会が多いため、早い段階で作っておくと便利です。
印鑑セットを買うべき?
会社設立向けの印鑑セットには、代表者印・銀行印・角印がセットになった商品が多く販売されています。
これから法人を立ち上げるのであれば、セットで購入したほうがサイズやデザインが統一され、価格も割安になることが多いでしょう。うちの会社も個人事業から法人になる時にセットで購入しました。
一方で、「まずは必要最低限で始めたい」という場合は、代表者印と銀行印を優先し、角印やゴム印は後から追加する方法でも問題ありません。
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建設業でも印鑑を使う場面は意外と多い
最近は電子契約や電子帳簿保存法の普及により、以前より印鑑を直接押すという使う機会は減ってきました。
それでも建設業では、
- 工事請負契約書
- 見積書
- 請求書
- 注文書・注文請書
- 完了報告書
など、紙の書類を扱う場面もまだ多くあります。
そのため、会社設立のタイミングで必要な印鑑を準備しておくと、後から慌てずに済みます。
まとめ
法人を設立するなら、まずは「代表者印」「銀行印」「角印」の3種類を用意しておくと安心です。
さらに、住所や会社名が入ったゴム印があると、日々の書類作成がスムーズになります。
会社の印鑑は長く使う大切なものです。「とりあえず安いもの」で選ぶのではなく、用途や使いやすさも考えながら準備しておくと、これからの業務に役立つでしょう。
これから会社を設立する方は、必要な印鑑を確認し、気持ちよく事業をスタートさせてください。

